人の背骨は首の骨が7個。胸(背中)の骨が12個。腰の骨が5個。これに仙骨・尾骨という骨で下図のような形で構成され、横から見るとS字のカーブを描く感じになります。
背骨が崩れることなく、姿勢を保っていられるのは背骨同士を頑丈に結び付けている靭帯と筋肉が正常に働いてくれているからです。
日常生活や就労、不良姿勢等からくる背骨への負担や疲労の蓄積、加齢等による筋力の低下など様々な要因が影響することで、これらの筋肉や靭帯の骨を支えるという機能が低下します。
背骨を支える機能が低下すると、背骨と背骨の間にあるクッション(椎間板という軟骨)への負担が増加します。すると、クッションとしての機能が低下してしまい「椎間板ヘルニア」という症状を引き起こす事にも繋がります。
今回は「椎間板ヘルニア」について焦点を当てていますが、他にも「脊柱管狭窄症」「すべり症」「分離すべり症」などといった症状を引き起こす可能性もあります。
しかし、逆に言えば背骨への負担を減らし、疲労を溜めないようにして、筋肉を鍛えて筋力低下を抑制すれば、軟骨が正常な位置から飛び出す可能性が減る(予防できる)といえます。
あれこれ挑戦するのは難しいと思いますので
①毎日の入浴で疲れをしっかりとる
②同じ姿勢を続けず、こまめに体を動かす
③ストレッチをする
といった身近で簡単にできることを一つでもいいので挑戦してみてください。
どうしたらいいのかわからない。「ヘルニア」と病院で診断されて不安でしょうがない。他にも「痛み」「しびれ」などの症状で困っているという方は是非当院の施術を受けてみてください。
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