交通事故患者様の中に、車ではなく歩行中や自転車走行中に車に衝突される事故というものがあります。
若い方に多いのですが、痛みはなくともぶつけられた体の部分に肉腫のような塊ができることがあります。
もちろん、痛みが無いので治療を・・・という意識は少ないのですが、筋肉の硬結ができ、ほっておくと将来的にその硬結部分が残ることがあります。
痛みがなくともしっかり通院をして治療を受けて、この硬結が残らないようにしましょう。
当院の例でいうと、中学生の通学中の交通事故。
痛みはないが明らかな筋肉の硬結がある。半年通って超音波治療にてきれいになくなりました。
別の患者さんですが、硬結があるものの痛みがないため通院を途中でやめられました。
交通事故での治療を本人の意思で打ち切ったものの、この硬結が気になるとの事で自費での治療となっております。
最近でこそ、硬結は小さくなってきましたが、交通事故による治療なら保険会社から治療費がでるのに自費での治療となるのはどうかと思ってしまいます。
痛みがなくとも、保険会社の補償が認められているならしっかり治療をしてもらっていればと思う今日のこの頃であります。
当院では近隣の医師と連携し必要な治療をさせていただきます。
交通事故で身体にケガを負われた場合は自己判断することなく当院へ一度お越しください。
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