交通事故と鎖骨の骨折

車の場合はシートベルト、単車の場合は転倒時の衝撃において、鎖骨の骨折を発症している人が意外と多いです。

 

鎖骨の骨折にて、男性の場合は手術療法ではなく保存療法を選択される方が多いです。

 

手術療法の場合はリハビリとしての運動療法などはすぐに実施することができます。

しかし、保存療法となると、あるていど骨形成が促されるまでは再転位予防のために運動療法は後回しにして固定療法となります。

 

固定期間の延長に比例して、可動域の低下がみうけられてしまいます。

 

ですが、当院において超音波療法にて骨形成期間の短縮を図り、可動域の低下を最小限に抑えて、運動療法を開始することで治療期間全体の短縮やケガ前の状態に少しでも近づけることができます。

 

交通事故では「むちうち」だけでなく、骨折や脱臼、ダッシュボード損傷の患者さんも、予想以上に発症している方が多いです。

交通事故は起こさないのが一番ですが、万一の時は的確な治療を受けてください。

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